BOOKS: 2006年5月アーカイブ

久々にBLUE BACKSの本を読んだ。
前から読もうと思っていたんだけど、棚上げしていた本。
実はSFCの冨田勝先生が訳した本。
進化をゲーム理論の観点から書かれた章が面白い。
繰り返し囚人のジレンマの進化シミレーションは生物界における協調や互恵主義の理解に役立つことがわかった。アクセルロッドの論文でもこのあたりには触れられているが、この本を読むと生物界で行われている不可解な行動がゲーム理論で説明がつくところが面白い。
金子郁容研究会的な本。
生物やゲーム理論に興味がある人にオススメ。

数学でみた生命と進化―生き残りゲームの勝者たち数学でみた生命と進化―生き残りゲームの勝者たち
カール・シグムンド 富田 勝

講談社 1996-03
売り上げランキング : 908,947

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コメニウスの世界図絵を読む。
福澤先生の「訓蒙窮理図解」を思い出しました。
万国共通なユニバーサルデザインな教科書。
コメニウスは薔薇十字団に所属していたという説もあり、レオナルド・ダヴィンチのシオン修道会、テンプル騎士団との関連性も考えると楽しい。
世界図絵自体は聖書に沿って書かれているように感じられた。
コメニウスはプロテスタントだったため、聖書を重んじ、奇跡を否定せぬよう天動説を支持したのではないだろうか。コメニウスほどの人が天動説を本気で支持していたようには思えない。
教会の圧力を気にしていたコペルニクス、ガリレオガリレイと同様な気がする。

世界図絵世界図絵
J.A. コメニウス Johann Amos Comenius 井ノ口 淳三

平凡社 1995-12
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